50代子なしOSSANの人生ブログ

50代のおっさんが人生の悩み等を綴っています

お粗末(だと個人的に思う)な経営陣の話

昨夜はエアコンを一晩中かけて寝ました。
少し冷えすぎでしたが、おかげで朝まで中途覚醒ねく眠れました。
今日も暑くなりそうです。


自分の働いている職場は、ここ2年あまりの経営方針で、
人員削減を行ってきました。ようは看護師を減らして人件費削減を狙ったのです。
まあ、これはわからなくもないのです。
当初は結構余裕のある人員配置になっていたようなので。


前経営陣の方針だったようです。恐らく看護師確保に苦労した過去があったのでしょう。
で、3~4年前に経営陣が変わりました。
というか実権を持つ人が変わったのですが。

そこで打ち出されたのが前述の方針です。
配置基準が国で指定されているので、それを満たしていれば一応は何も問題はありません。
しかし、単純にそれだけで上手くいかないのが実情です。
現場は逼迫します。ましてコロナ禍と重なります。


基準割れの危機やら、有休消化義務の問題の発生等が起きます。
また、人が辞めていく訳ですから、直接的な影響は無い場合でも、
そういった類の話題が上がると現場のモチベーションは下がる一方。


それでも想定通りでいけば経営陣としては問題はないでしょう。
しかし、想定より辞めすぎて基準割れしそう、有休取れないのは問題として大きい。
(有休消化率が低いとハローワークからの紹介も少ない)
何より、(経営陣が思う)辞めてほしくない優秀なスタッフが多く辞めてしまったのは想定外だったようです。


自分はそう思惑通りにはいかないだろうとは踏んでいましたが、やはりのようです。
辞めて欲しいベテランは残り、最も主力の中間層が多く辞める結果になりました。


現在、採用活動を強化しているのと、
定年後の再雇用で65歳で辞めるといったスタッフを引き留めている状況です(-_-)


看護師はもともと離職率高い職業ですが、資格があるので、
収入が下がるリスクはありますが、次の職場はまず見つかります。
収入のおおよその相場みたいなのもあるので、大きく下がる事もないですし、
下手すると上がる場合も結構あります。
まして中間層はどこも欲しいので、真っ先に優秀な人から辞めるのは予想が出来ます。


かの戦国の名将、武田信玄の言葉に
「人は城,人は石垣,人は堀,情けは味方,仇(あだ)は敵なり」
というのがあります。
国を支えるのはあくまで人であり、それは物理的な城よりも強固な城となり国を守るという考えだと思います。


いかにスローガンに素晴らしいものを掲げても、設備を良くしても(設備もいいとは思えませんが・・・)あくまで支えているのは現場の人間です。
そこを単なる数字やコストとしてしか見れなくなっていたんじゃないかと思います。


まあ、自分は経営には携わってはいないので、経営陣の苦労はわかりません。
経営陣も人の集まりですから、ミスもするでしょう。
確率から言えば優秀な人は結構少ないそうですから。
優秀な人もミスしますし。


やはり名将と呼ばれる人の言葉は重みがあります。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉もあります。


正直、自分が予想していた結末になりそうなので、
不謹慎ながら心躍っている自分がいます(;^_^A
あくまで予想が当たった事に対してであり、環境悪化については別問題です。


まあ、経営的体力はありそうなので、立て直すと思いますが、
人を支配するというのは簡単でも、
人の心を動かすというのはなかなかに難しいものですね。


今後、どういう風に修復していくのか少し見ものではあります(笑)
(どこから目線という感じですが(;^_^A)


経営陣ではないので、あまり関係ないのかもしれませんが、
反面教師として、今いる職場の仲間に接していこうと思います。


今日は勤務異動後初夜勤です。
一年前までいたので、それほど緊張もないですが、
無事に終わって明日の美味しい一杯を楽しみに頑張ります。


最後まで読んで頂きありがとうございました。